2022年11月9日の中日新聞に弊社が愛知県立瀬戸高等学校にて実施した金融教育授業の記事が掲載されました。
中日新聞:https://www.chunichi.co.jp/article/579070
※朝刊の名古屋東版で掲載されました。
【詳細はこちらから】
愛知県立瀬戸高等学校での金融教育授業を開催
2022年11月7日、弊社は愛知県立瀬戸高等学校(愛知県瀬戸市)において、「お金を学ぶ授業(担当:現代社会 目野奈々枝教諭、参加生徒数:23名)」を開催いたしました。当授業は弊社が中京大学経済学部(愛知県名古屋市)および株式会社エイチームフィナジー(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:間瀬文雄)と共同開発したゲームを活用し、ゲーミングシミュレーションを応用した金融教育授業として実施いたしました。
■開催概要
授業タイトル「ライフプランとお金~FPゲームで資産管理を学ぼう~」
日 時 | 2022年 11月7日(月) 13時25分~15時15分 |
場 所 | 愛知県立瀬戸高等学校 〒489-0988 愛知県瀬戸市東山町1丁目5 |
講 師 | 目野 奈々枝 愛知県立瀬戸高等学校 現代社会教諭 石原 玄紀 きわみアセットマネジメント株式会社 コンサルティング部長 CFP® |
内 容 | ファイナンシャル・プランニング入門&資産運用アプリの実施 |
アジェンダ | 13:25~13:40 ファイナンシャル・プランニング入門 13:40~13:45 当アプリの操作説明 13:45~14:45 ゲームの実施 14:45~15:15 生徒の感想発表&講師からの振り返り |
参加者 | 愛知県立瀬戸高等学校 3年生 参加生徒数 23名 |
■授業の様子
当日は、まず座学形式でファイナンシャル・プランニング入門として、銀行預金や株式、債券などの仕組みやリターンとリスクなどについて学んだ上で、4~5人一組のチームに分かれてゲームを実施、最後に各チームの運用成績を振り返りました。
ゲームの実施中は、各チームに割り振られた職業やライフイベントを踏まえ、資産をどのような割合で預金や各運用先に割り振るかを熱心に議論する生徒の皆さんの姿が見受けられました。
■「お金の授業」開発の背景
2022年度より高等学校の学習指導要領が改定され、我が国でも家庭科の授業の中でファイナンシャルプランニング(以下FP)、すなわち生涯計画における経済的な側面である資産形成および管理・運用に関する金融教育が取り入れられることになりました。その内容は既存の家庭科の授業内容からは大きく乖離しており、画期的ではありますが、導入に際して多くの困難が予想されます。
そこで弊社は、高等学校家庭科の授業へのスムーズな導入を目指して、ゲーミングシミュレーションを応用したFP演習授業を開発いたしました。ナビナビ資産運用デザインゲームの開発・提供は、きわみアセットマネジメントとエイチームフィナジー、中京大学経済学部が協業して行いました。
■生徒のアンケート
このアンケートは、現代社会の諸課題への理解、ICTを活用した授業の効果等について把握するために無記名方式で実施いたしました。瀬戸高等学校の許可を得て掲載しております。
設問1 「ライフプランとお金」、「資産運用」などの学習に、関心をもって取り組むことはできましたか。
設問2 「資産運用」など金融の学習を、よりよい人生や生き方につながるヒントを得ようとする態度で、学習に取り組むことはできましたか。
設問3 成人になるとできるようになること、今までとは何が違うのかということについて、理解することができましたか。
設問4 「ライフイベントにかかるお金」、「ファイナンシャル・プランニング」、「資産運用の種類や内容」などについて、理解することができましたか。
設問5 資産運用の「リスク」と「リターン」について、理解することはできましたか。
設問6 若者が巻き込まれやすいトラブルについて、自分に当てはめて考えたり、想像したり、仲間と意見を交わしたりすることができましたか。
設問7 各ライフステージで求められる資産形成について、自分の将来に当てはめて考えたり、予測したり、仲間と意見を交わしたりすることができましたか。
設問8 預金と異なり資産運用にはリスクも伴いますが、資産運用についてどのような印象を持ちましたか。
- 外国の株式の方が日本の株式より多くもらえることが分かったので、自分も将来株をするとしたら、外国の株式に投資しようと思いました。
- ゲームを通して、資産運用が思っていたより稼げていたので、預金と資産運用をうまく使い分けたいと思った。
- 手持ちが多いときは、海外の株式に手をだしてみても良いのかなと思いました。資産運用をすればお金がよく動くので景気もよくなるのかなと思いました
- 資産があまりない時は預金を増やし、ある程度増えてきたら積極的に資産運用をした方がよいことをとてもよく実感できました。
- お金が少ない時は預金するべきだと思った。でも、お金が貯まってきてからは少しずつ外国株式に入れたりすることで、お金が大きく増えた。
- 資産運用はリスクがあるので、失敗しても困らないぐらいの預金を残して、資産運用をやっていった方がいいと思いました。
- 国内より外国の方がやはり株はすごく上がるなと思いました。コロナの影響など、どこから来るかわからない影響で、大きく損失するので、とてもおもしろいなと思いました。
- リスクはあるけれど、そこまで高いリスクではないので、資産運用は積極的に行った方がいいと思いました。ゲームをした感覚だと資産運用でマイナスになることは少ないと感じました。
- 先に貯められるだけ貯めて、後から資産運用するのが、リスクも少なく、大きなリターンを得られるのかなと思いました。預金していても貯まらないというのは本当で、これからは勇気をもって資産運用しないとお金が増えないなと思いました。
- 預金するだけではなく、資産運用をした方が将来のお金が多くなるんだなと思いました。
- 国内よりも外国の方が、ハイリスクハイリターン。安全を求めるなら国内、儲けたいなら外国がいいと思いました。
- リスクは怖いですが、預金するよりも資産運用した方が資産が増えていくということが今回のゲームを通してわかりました。
- 国内や外国の債券が比較的安定していたので、やってみたいと思った。
- リスクはあっても、使わないよりは資産運用をした方が自分のためになると思いました。もともと資産運用に興味があったので、今後に生かしたいです。
- 資産運用は適度におこなっていくことで、少しずつ増えていくことを知り、早いうちに少しずつやっていきたいなと思いました。
- うまく行えば預金だけの2倍以上資産運用で稼げたのですごいと思った。外国に資産運用することでかなり稼げた。
- はじめはリターンよりリスクの方が大きいと思っていたが、資産運用の仕方を学ことで、そのような固定観念はなくなり、預金だけでない資産運用を強気にしていきたいという印象をもった。
- 将来自分も資産い運用してお金を増やしていきたい。
- はじめは借金などが怖くてあまり手を出す勇気がありませんでしたが、だんだんとお金に余裕ができて資産運用しても大丈夫だと感じました。
- しっかりと考えて投資などをすれば、うまくお金を増やせる良い制度だと思った。
- リスクがあって大幅に減る可能性があるけど、将来2000万円貯金するのは、難しいと思ったので少しでもやっていきたいと思いました。
- 預金しておくだけではもったいないと感じた。資産運用することによって自分自身のやれることの幅も広がるし、とても良いものだという印象をもった。将来私もやってみたいと思う。
- 資産運用はリスクが伴うが自分の資産を増やすためには大切なものだと分かりました。
設問9 オンラインやプレゼンなど、ICTの効果について、どのような感想を持ちましたか。
- 未回答
- プレゼンの方が授業がスムーズに進んで、時間に無駄がないので、とてもよかった。
- 普段の授業よりも意欲的に取り組める気がするので、もっと取り入れていっていいと思います。
- 実際に自分で操作することで楽しく、より分かりやすく学ぶことができた。
- ICTでお金の増え方がわかるから、予想しやすいのかな?株がオンラインなのはなんかおもしろい。実体験できてイメージしやすかったし楽しかった。
- 図や表などをみて、授業を聞けるのでわかりやすかったです。
- 板書するときは目が悪かったり、見えにくかったりして困ることがあるけど、パソコンでやると見えないところは拡大することができて、とても良い学習方法だと思いました。
- とても分かりやすく説明が丁寧でした。進行もスムーズに行われていたので、退屈せずに授業に集中できました。
- 紙の授業と比べて、早くて簡単に投資の操作ができるので外国の株式や債券にも手を出せるようになり、誰でも資産を増やすことができるようになったのが大きいと思いました。
- オンラインなどを使った方がわかりやすく、内容も理解しやすかったので良いと思いました。
- 見やすいし、わかりやすくてとても良かったと思います。写真やグラフがあったり、色がついているのでとても見やすかったです。
- とても分かりやすくスムーズに解説が進んでいて、とても良かったです。
- 画面を共有することができるので、プレゼンがわかりやすかった。チームの活動もしやすかった。
- 口頭だけの説明よりもわかりやすかった。ゲームで、おもしろく分かりやすく学ぶことができ、実際に数値が出ることによってどのくらいすごいものなのかのスケールが分かりやすかったです。
- とても勉強になり、自分も社会に出ていく中でどのようにすれば楽しく、分かりやすく伝えていくか考えるようになりました。
- 進行がスムーズに行われ、スライドも分かりやすく楽しく学ぶことができた。画面共有は使い勝手が良いと思った。
- 講師の石原先生がおっしゃっていたこと、プレゼンにあったようなことは、日常生活でも身近に感じられるものばかりでとても考えやすかった。
- 見やすい表で分かりやすかったです。ゲームを通して取り組んだので高校生の私はわかりやすかったです。
- 僕らのような社会についてわからない人向けに説明するうえで、とても分かりやすく、イメージをもちやすかったです。
- 説明しているところが分かりやすく、指示も分かりやすいので良かった。
- 少しずつ増えていくので実際にやるときには焦らずにやりたいと思った。
- 実際に何かものに触れて学ぶ方が記憶に残るし、わかりやすく学べるなと感じた。自分一人の考えだけではなくグループワークにもなることでいろいろな考えをもらいながら学べて楽しかった。
- 今までより資産運用が大切ということが身に染みて分かったので良かったです。
設問10 大学や企業の方から講義を受けるなど、高大連携、産学連携の効果について、どのような感想を持ちましたか。
- 未回答
- 私の進学先は大学でも金融関係でもないので、この授業を受けていなかったらまったくわからない状態で社会にでることになっていたので、とてもいい機会でした。
- 自分からはあまり触れていかないようなことにも触れることができるのでとても良いと思いました。
- 大学や企業と連携することで、社会で役に立つ知識が多く学べてとても良かった。
- 自分から調べたりすると文字を読まなきゃいけなくて何が大切なのかも分からなくなっちゃうけど、説明してくれたからめっちゃ分かりやすかった。
- 学校の普段の授業では聞けないような詳しい授業が聞けるので良いと思いました。
- 普段、学校の授業で行わない詳しいところまでやるのでとても詳しい部分まで知ることができました。また、プロのやり方も知ることができるので、参考にすることができて、とても役立つと思いました。
- 少しカタい感じの授業になるのかなと思ったけれど、ラフな雰囲気で楽しかったです。今後も続けてほしいと思いました。
- 大学だけだとデータが足りなくてできないことでも、企業と連携することで新しいアプリを開発したり、新しいデータをとれるのが強みだと思いました。
- 普段は関わりがなく、このような機会でしか聞けない話だったのですごく良いと思いました。
- すごく特別な機会をいただいてとてもうれしいです。とても勉強になったし、将来のことを考えることができたのでとても充実した2時間でした。
- このような分野の専門である方に講義をしていただけると、今後の生活や知識としてとても意味のあるものになるので、また機会があれば受けてみたいと思いました。
- 話している内容も分かりやすくて、将来のためになる講義だった。
- 高校の先生から聞いたり、教科書を見るだけでは分からなかったり、実感のわかないものだったので、とても分かりやすく良いと思いました。
- 講義の中で今の世の中のことやより専門的なことを知ることができるのでとても良かったです。
- 貴重な経験だったのでとても良かったです。
- 今日の講義は将来とても役に立つものだなと思いました。大人になり、こういうことがより身近になってきたら今日のことを思い出して活動をしていこうと思いました。
- 専門の人から話を聞くことができたので良いと思いました。
- 普段は学べないようなことや大学でやるようなことを先取りして学ぶことができ、自分の将来のことを考えるうえで、楽しく知ることのできる良い場だと感じました。
- 自分が調べるだけで得られる情報よりも、、もっと丁寧でもっと細かい情報まで知ることができるのでとても良かった。
- 教科書の内容ではなく実際にかかわっている人の話を聞くのはすごくためになると思いました。
- 授業をうける=テストで点を取るためという考えだったので、外部から来てくださった方による講義は実際に自分のためになるようなことを分かりやすく教えていただけて、とても良い機会だと思った。
- 講義があることによって、より詳細なことについて学ぶことができたので良かったです。
■ナビナビ資産運用デザインゲームの概要
「ナビナビ資産運用デザインゲーム」は様々な職業の疑似体験を通しながら、ライフプランに沿ってファイナンシャル・プランニングを考えるシミュレーション型のWebアプリゲームです。それぞれの職業における収入や貯蓄割合、資産運用の計画、保険加入の有無などを検討し、年代ごとに様々なライフイベントやソーシャルイベントを迎えながら、生涯の資産形成をゲーム感覚で学ぶことができます。
ゲームサイト:https://game.navinavi-hoken.com/
■エイチームフィナジーについて
エイチームフィナジーでは、「世の中からお金の不安をなくす」というミッションのもとに、保険代理店を中心に有益なサービスを多数提供しています。
専門知識がないと難しい金融商品の比較や、日常でかかるお金の負担を減らすための情報を提供する比較サイトなど、お客さまのお金に対する不安と課題を解決することで、より人生が豊かになる社会を実現し、業界のさらなる発展に貢献していきます。
URL:https://finergy.a-tm.co.jp/
■会社概要
会社名:きわみアセットマネジメント株式会社
所在地:東京都千代田区神田富山町5番地1 神田ビジネスキューブ5階
代表者:代表取締役社長 安藤正道
事業内容:金融商品仲介業、保険代理店事業、医療従事者専門サービス、各種サポート(ライフプラン作成、相続・事業承継、家族信託組成、確定拠出年金導入)URL:https://kiwami-am.com/
■本件に関するお問い合わせ先
きわみアセットマネジメント株式会社 コンサルティング部長 石原
TEL:052-241-6077 e-mail:ishihara@kiwami-am.com